DVD Decrypter 使い方/設定方法の紹介

　ＭＡＰ

　-DVD Decrypterについて-

すでに開発中止となってしまったDVD Decrypterですが、今だに人気のＤＶＤバックアップリッピング・コピーツールです。
その操作性の良さと機能性、強力なコピーガードやプロテクトの解除能力など　メインとして使用したいリッピングツールの内のひとつです

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DVD Decrypter

特徴

DVD Decrypterには「ＩＦＯ・ＩＳＯ・ＦＩＬＥ」の３つのモードがある。
目的に合わせた保存ファイル形式を選べます。
無料で使えるフリーソフトのリッピングツールである。

●コピー元DVDから市販のDVDメディア（DVD-Rなど）への完全バックアップコピー

これにはまず、バックアップ・コピーする元のＤＶＤの容量が重要となります。
片面１層（4.7G以下）のDVDであればデータの圧縮作業などを行わずにISOイメージとしてリッピング後そのまま用意した空きのＤＶＤメディアへライティング（書き込み）作業が行えます。
DVD DecrypterひとつでＤＶＤのリッピングからライティング（焼き）まですべてが可能です

メリット：
・エンコードなどの圧縮作業がない為、作成時間が早い　
・オリジナルの画質劣化させる事なくそのままのクオリティーでバックアップ・コピーが可能。
・市販の一般的なDVDプレイヤーなどで再生が可能（互換性が高い）

●DVDデータ、またはISOイメージを丸ごとハードディスクにリッピングし保存する

メリット：
・ DVDメディア（DVD-Rなど）を必要としない為、DVDドライブのないＰＣでも利用する事が出来る。
・管理が楽である
・後で部分カットやエンコード（圧縮）など編集が可能
・DVDメディアを買う必要がない

DVD Decrypter　使用方法

まずは基本設定を行う

DVD Decrypterを起動する

■「ツール」から「各種設定」を開く

■「一般」タブからＲＥＣ保護リージョンの数字を
日本のリージョンである「２」に変更する

■「ＯＫ」ボタンで設定を完了

他項目はデフォルトのままで特に問題はありません。

■ISOモードでリッピング
モードから「ISO」モードを選び、まずは「読み込み」を選び

■「入力元」のＤＶＤドライブの指定　と　「出力先」フォルダを指定する
ＤＶＤをセットすると下のマークが色が変わり準備ＯＫ
青い部分がスタートボタンになります。

ボタンを押してリッピングスタート

■リッピング作業がはじまります。
データ吸出しに1層DVDで約10～30分（PCのスペックにより異なる）

■リッピング作業完了。
指定先フォルダにリッピングされたISOファイルとMDSファイルが作成されているのを確認。

これでひとまず、DVDデータのリッピングは成功です。

このままHDDに保管し、ISOファイルはこのままISOイメージファイルとしてPC上で利用する事が出来ます。

例：DAEMON ToolsやCD革命などを使用して、ISO形式のイメージをマウントし仮想DVDとして再生する

DVD Decrypterで書き込み/ライティングする

■「モード」から「ISO」を選び、今度は「書き込み」にチェック

※お勧めはISO形式からの書き込みだが、
「ISO」以外にも、「IFO」「FILE」形式からの書き込みにも対応！

■入力元（書き込みを行うファイル）と出力先（DVDドライブ）を指定する

入力元：ISO、IFO、FILE形式であれば指定可能

※ DVD DecrypterでISOモードでリッピングした場合にはMDSファイルを指定する。
DVD Decrypter以外でリッピングしたデータなどでMDSファイルがない場合はISO、又はIFOやFILE形式を指定

右下の「設定」で書き込み速度の指定も可能
格安な品質の悪いメディアや書き込みミスやエラーの多いときは速度を落として・・・

ブランクメディア（空の書き込み可能なメディア）を出力先に指定したDVDドライブに入れる

準備ができたらスタートボタンをクリックし、書き込み開始